8月26日(日) 集会所にて自主防災会主催の防災講演会が開催されました。

本日、午後1時過ぎから朝倉台集会所において自主防災会主催の防災講演会が開催されました。

まだまだ猛暑の厳しき中、多数の住民の方が聞きに来られました。

近隣の黒崎・慈恩寺・忍阪区長さんや明日香村社会福祉協議会の方々もお越しでした。

 

まず最初に坂口副会長から挨拶です。

 

今回の講師は、ABC朝日放送報道局で平日朝5時から放送されます「おはようコール」のニュースを編成しておられる木戸崇之記者です。

 

木戸さんは中々ユニークな方で、「皆さん、避難するときなぜ避難所に向かうのですか?」と変わった切り口から話を進められていました。

彼のモットーは「なぜ?なんで~」だそうで、普通「当たり前~」と聞き流すことに疑問に持つなど中々貴重な視点をお持ちの方です。

災害の現場を取材して、

  ● 人はなぜ、逃げなければならないときに避難しないのか

  ● 人はなぜ、人が殺到する避難所に行くのか

  ● 人はなぜ、災害が起きても会社に行き、家に帰るのか

と矛盾を感じていたそうです。

そこから、西日本豪雨災害、東日本震災・阪神淡路災害など報道局ならではの資料写真や映像を駆使して上記の3点について説明をされ、また、地元初瀬川や初瀬ダムの警戒点など随分と参考になる話を多岐に渡りされ、あっという間の90分でした。

とても有意義な論点整理をされ、勉強になりました。

 

講演会の後は、映画鑑賞会で「サバイバルファミリー・電気消失」を鑑賞しました。

「当たり前」に使っている電気がある日突然全国的に消えてしまったら、という内容のファミリー映画です。

ご覧になった皆さんも、電気がなければいかに不便を強いられるのか、今更ながら改めて考えさせられたとおっしゃっておられました。

自主防災会の皆様、ありがとうございました。

木戸さん、又講演にお越しください。続きの話が聴きたいです。期待しております。(^.^)

 

 

 

2018年08月26日