11月11日(日) 防災事前訓練を実施ました

来る11月25日に実施される朝倉台防災訓練に備え、朝倉台集会所前で事前研修会を実施しました。

朝倉台自主防災会坂口副会長や菅原自治会長の挨拶の後、角田民生委員から車椅子の使用方法について説明がありました。

角田民生委員さんから車椅子に座らせる介助方法のポイントや操作方法について丁寧な説明がありました。

続いて、階段用救助担架の訓練です。これは普通の担架が使用しづらい階上から救護者を搬送する救助担架です。

 

勿論、竹材や毛布を使って簡易担架作り搬送する訓練もしました。

 

次に坂口防災会副会長から、非常の際の応急手当について身近にある日用品を使用しての説明がありました。

 

ネクタイを使っての止血、レジ袋を使っての腕つり、風呂敷の便利な利用法など習得しました。

 

次は、菅原自治会長から災害用浄水器と家庭で出来るソーラーパネル充電について説明がありました。

これは、災害現場で断水した場合、発電機またはバッテリーを利用して川水を浄水する機器で、O157等の大腸菌や赤痢菌は勿論、もっと微細なノロウィルスも遮断する逆浸透膜を使った浄水装置で1日600~800リットル浄水できます。

こちらは、リチウムイオン電池式のポータブル電源と50Wのソーラーパネルです。

インバーター内蔵ですので、ご家庭の100V電源の機器に直ぐ使え300Wまで使えます。 小型の炊飯器でご飯、ポットでお湯を沸かすことも出来、スマホの充電も出来る優れものです。

災害時、電気の復旧も何日かかるかわかりません。ガソリン発電機もガソリン備蓄で最初の4~5日は使えますが、その後の燃料調達に不安が残ります。その対応のため50Wのソーラーパネルがあれば、昼は太陽光で充電、夜は明かりに使用と行った使い方も出来ます。

次は段々ベットです。避難所での使用を想定して皆で組み立て手順を学習しました。

 

組立てると段ボール製とは思えない強度になります。試しに10数人ベットの上にのりましたがビクともせず、皆その強度に驚いていました。

 

この他、非常食試食体験などをして2時間の研修を終えました。25日の本番の際は防災実戦訓練者としてご活躍を期待しております。

お疲れ様でした。

 

 

2018年11月12日