2月28日、地元慈恩寺区にあります素盞嗚神社、玉列神社で祈年祭(きねんさい)が斎行されました。
祈年祭は「としごいのまつり」とも呼ばれ、宮中や伊勢神宮をはじめ、神道において最も重要な祭りの一つとして、丁重に執り行われています。
平安時代に書かれた「古語拾遺」に大地主神が御歳神の祟りを恐れて、穀物の豊作を祈願したのが祈年祭の始まりであるとされ、収穫に感謝をする11月の新嘗祭(にいなめさい)と対になっています。
人間にとって一番大事なことは食です。五穀豊穣を祈り神様(大自然)に恵みへの祈りと感謝を捧げるのは大事なことですね。
いくらお金があっても、飢饉になれば生きていけません。
お日様も雨も五穀豊穣には大切な自然の恵みです。
こうした、「当たり前」のことに感謝を捧げる、祈るという感性を大切にしたいものですね。
食事の際、「いただきます」「ごちそうさまでした」と食べられることに感謝されていますか?