5月4日深夜に、朝倉小学校農園で新2年生が育てていたイチゴが根こそぎ食い荒らされる事件がありました。
赤く大きく色づいたイチゴが鈴なりになっていて、子供たちが食べるのを楽しみにしていた矢先の出来事でショックです。
被害現場を観察しますと、鳥除けネットの隙間から侵入しており、色づいていないイチゴまできれいに食べていることからアライグマか何かが侵入したようです。
そこで、5月11日(金)に学校農園のお手伝いをしています里山クラブのメンバーでもある坂口自主防災会副会長・渡真利ボランティア朝倉台会長・岡田PTA会長等と一緒に市役所農林課に赴き、アライグマ用の罠を4器借り受け、小学校農園周辺に仕掛けました。
農林課から、アライグマは廃屋など家屋の屋根裏をすみかにすることが多い。唐揚げ・ちくわなど匂いの強い揚げ物が好物、水を飲みに川辺にやってくるなどのキーワードから現場で合流した角さんとともに設置場所を考えました。
さて、果たして罠に掛かるかと気にしていたところ、翌朝には一匹捕獲に成功しました。
捕まっていたのはアライグマではなくハクビシンでした。
ハクビシンも農家にとっては大敵です。雑食性でトマト、トウモロコシ、カキ、ブドウ、ミカンなどの果物も大好物です。
まだまだ仲間がいると思われるので、これからも里山クラブのメンバーとの攻防戦が続きます。