朝倉小学校農園に罠を設置して半月が経過しましたが、ハクビシン1匹を捕まえただけで、アライグマには檻を壊され脱走されました。
これからは強敵のイノシシの出没期です。
畑には子供たちが植えたジャガイモがまもなく収穫を迎えますし、トウモロコシやサツマイモの苗も順調に育っています。
これを荒らされた時の子供たちのショックを考えますと気の毒でなりません。
そこで、PTAの支援を受け電気柵を設置することとなりました。
電気柵は国産のアポロ社製のエリアシステムで最高一万ボルトを出力します。(ただし電流量はわずかですので人命に関わる危険はありません)
使用はアルカリ単一乾電池8個で約2ヶ月使用できますが、乾電池代も馬鹿になりませんのでソーラー発電&蓄電システムにしました。
これならバッテリー液に注意さえすれば5年はメンテナンスフリーです。
これを里山クラブ・ボランティア朝倉台・自主防災会等の有志メンバーで設置しました。
バッテリーはパナソニックの自動車用バッテリーです。
このエリアシステムの動作モードは、連続・昼間・夜間の3モードで受光センサーで付近の明かりを感知して電気が流れる仕組みです。
ちなみにイノシシやアライグマなどの活動時間は深夜帯ですので夜間モードに設定しました。
これなら早朝から日没までの子供たちが活動する時間帯にはスイッチが入りませんので安全です。
子供たちがスイッチをイタズラしないように鍵付きの箱も自作しました。
どれぐらいの電気ショックがあるか有志で試してみましたが、冬場ドアノブを触ったときにバチッとくる静電気を強くした感じで、これをイノシシやアライグマが鼻先で触れるとそりゃ痛いな~と思います。
念のため、電気柵には注意表示をして子供たちに危険を促すことにしました。
まもなくジャガイモの収穫です。子供たちの笑顔が目に浮かびますね。