8月23日午後1時30分から桜井市役所2階において、市内の学校保健委員の先生方を対象とした研修会が開催されました。
今回のテーマは「大災害時、避難場所(体育館)で、教員として何が出来るか?」~身近な物を使って、応急手当体験~です。
朝倉小学校山本校長先生から依頼を受けた朝倉台自主防災会では、坂口副会長を始め5人での参加です。
最初に、昨年秋に実施した朝倉台の災害避難訓練をまとめたDVDを上映して、先生方に避難訓練の重要性を知って頂きました。
そして次は実践、・・・学校にある備品を活用して災害救助に役立つ物としてまず担架作りです。
竹棒やアルミ製のさす又と毛布を利用して簡易担架の作成です。
この日は奈良テレビのクルーも取材に入っていました。
ケガ人を搬送する際、不用意に落ちたりの落下防止のためネクタイで体を固定するなど中々考えています。
やはり男性は重いのか、持ち上げたときに体がふらつきますね~。
次はやはりネクタイを使った包帯結束です。
そして、レジ袋を三角巾代わりに使用する方法です。
色々アイデアはあるものですね~
そして、最後に段ボールベットの組み立てです。
西日本豪雨災害でも避難所でちらほらと見かけるようになりました。
やっと認知されだしたようですが、先生方は初体験です。
見よう見まねで組み立て開始です。
座っても大丈夫ですよ~との声かけにも怖々で座ります。
この強度を見て、皆さん一様に驚いておられました。
また、一つ一つの箱が収納スペースになると聞いてさすがに女性ですね。すごく感心して興味津々で聞いておられました。
このようにして先生方に避難所での防災について勉強していただいたことは、「もしも」の時にきっと役立つことと思います。
朝倉台自主防災会の皆様、お疲れ様でした。
なお、この様子は奈良テレビ9月8日(土) 夜9時「県民だより奈良、ならいいね!コーナーで放送されます。
再放送は9月22日(土)です。
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